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プロフィール

 

 

茨城県日立市出身。ひたちジュニア弦楽合奏団にてチェロを始める。茨城県立水戸第一高等学校、東京藝術大学器楽科、同大学院古楽専攻、及びチューリヒ芸術大学修了。

 

チェロを土肥敬、河野文昭、北本秀樹、鈴木秀美、ルール=ディールティーンスの各氏に、バロックアンサンブルを鈴木雅明、若松夏美、ケース=ブッケ、ジル=フェルドマンの各氏に師事。東京藝術大学バッハカンタータクラブにて小林道夫氏の指導のもと通奏低音奏者としての研鑽を積む。

 

バッハ・コレギウム・ジャパンオーケストラ・リベラ・クラシカ等主要な国内のオリジナル楽器オーケストラのメンバーとして定期公演・録音・海外ツアーに参加する。オーケストラ・ラルテ・デル・モンド(レバークーセン)、リ・アンジェリ・ジュネーヴ、オーケストラ・ラ・シンティラ(チューリヒ)、ストラディヴァリア(ナント)など海外のアンサンブルにも多数参加し、これまでにザルツブルク音楽祭やユトレヒト音楽祭、ライプツィヒ音楽祭、ヨーク古楽祭などヨーロッパ各地の音楽祭にも度々出演している。2018年に有志と立ち上げた《L'orchestre d'avant-garde》オルケストル・アヴァン=ギャルド理事・首席チェロ奏者、またPromusica Legatus《プロムジカ使節団》の首席奏者も務める。

 

根本卓也氏との「ジュゴンボーイズ」ではクープランのコンセール全曲演奏会を2度行うほか、通奏低音ユニットとして本村睦幸氏のCD「ナポリのリコーダー協奏曲」録音にも参加する。またコンセール・エクラタン福岡の古楽シリーズにも度々出演を重ね、好評を博している。サックス坂口大介氏・クラリネット菊池秀夫氏・作曲の星谷丈生氏との「アンサンブル・ニュークラシカ」では、この編成でのルネサンス~バロックから現代までの幅広いレパートリーの可能性を模索している。


2006年第20回国際古楽コンクール<山梨>第2位。翌年には同コンクール委員会の推薦により栃木・蔵の街音楽祭にてリサイタルを行う。2008年第16回ライプツィヒ国際バッハ・コンクール第2位。2011年ブルージュ国際古楽コンクール審査員賞、及びデンハーグピアノ五重奏団のメンバーとしてオランダ・ファンヴァッセナール国際コンクール優勝。2010年度文化庁新進芸術家海外研修員、2011年度ロームミュージックファンデーション奨学生。2016年東京藝術大学の集中講義「古楽器概論」講師、2017年シンガポール国立大学ヨン・シュウトウ音楽院でのマスタークラス及び国際古楽コンクール<山梨>審査員、また2020年には新・福岡古楽音楽祭の古楽講座「むかしの楽器~チェロ編」講師を務めるなど、オリジナル楽器とバロック音楽の普及にも力を入れている。

 

地元・茨城でも平成13年度茨城県芸術祭特賞ならびに茨城新聞社賞、2008年第34回茨城県新人演奏会新人賞を受賞する。茨城大学管弦楽団のトレーナーを2010年まで勤めるほか、イ・ソリスティ・イバラキとの協演、岡倉天心記念美術館トワイライトコンサートや日立市出身者によるコンサート「音楽の園」、藝文フレッシュコンサート等への出演も数多い。

【音源:バッハ 無伴奏チェロ組曲第3番よりプレリュード、ガブリエッリ リチェルカーレ第3番、コダーイ 無伴奏チェロソナタより第1楽章 いずれもチューリヒ芸術大学大ホールにて、2012年収録】

Bach Suite 3 Prelude - Toru Yamamoto
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Gabrielli Ricercare 3 - Toru Yamamoto
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Kodaly Sonata for cello solo 1st mov - Toru Yamamoto
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プロムジカ・コンティヌオ株式会社 の制作によるジェミニアーニのソナタの動画が出来ました!

2021年12月10日 徹の部屋@近江楽堂もお楽しみください(撮影:プロムジカ・コンティヌオ(株)

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